業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

「超整理手帳」と「ほぼ日手帳」の比較検討

超整理手帳」のユーザーである。超整理手帳活用のための各種用途のリフィルも公開しているから、そこそこ活用している方なのだろう。でも、超整理手帳ユーザーだった人が定年ともなると、手帳にスケジュールやメモなど書くことが何もなくなり、「ほぼ日手帳」へ転向したというネット記事を読んだ。

いずれは自分も定年になり仕事もなくなるだろうし、上記の超整理手帳ユーザーのようにならないとも限らない。そこで最近ユーザーが増えてきているであろう「ほぼ日手帳」を調べてみようと考えた。

まずは「ほぼ日手帳」の概略をみてみる。そのうえで「超整理手帳」と「ほぼ日手帳」の比較検討が可能になる。自分のサイトでもよりよく超整理手帳を活用するためのリフィルを考えて公開しているから、「ほぼ日手帳」ユーザーでも同じような動きはあるのだろうけど、現時点では基本となるベースの話だ。

ますはサイトで公表されている「ほほ日手帳」の特色から、自分で気になった項目をピックアップし、そこから現状を考えてみる。

  1. 1日1ページの書き込みスペース
    超整理手帳より1日のスペースが大きいけど、TO-DOシートの書き込みスペースがあったりと各種用途のためのスペースがあるけど、これは超整理手帳のリフィルが別にある。また別に超メモ術ノートに落書きスペースを作ったりしているので、気晴らし用のスペースも不要。ただ、1日1ページというスペースの大きさが気になった。
    これは1日単位で考えるか週間単位で考えるかの差で、これはその人の仕事の内容や趣味にもよるだろうから、考え方が違ってくるのもあたり前。ほぼ日手帳は1日単位で考える人向けということなのだろう。
  2. 日々の言葉
    名言が書いてあれば気になるけど、その言葉の選択は営業、製造などから趣味の分野まで、それぞれが異なっていて当然だろう。そこで超整理手帳上部の月名の右横のスペースに、自分の仕事や趣味に見あった名言を書けばよい。
  3. 満月と新月のインデックス
    月齢のことであるけど、実は趣味の分野で月齢を知っておきたいことがある。でも新月と満月の日付だけなので、超整理手帳の日付スペースの下に書き込んでおくだけでいいと思う。
  4. 予定とそれに関するメモ
    超整理手帳は週単位で考えるようなので、そもそも一つの予定項目に対するメモスペースがとても少ない。だから予定書き込みスペースは予定のみで、少々込み入ったことを書くなら、月名の右側にあるスペースでナントカしなければならない。自分もここに書いており、これまで問題がないということは慣れてきているのかな……。
  5. 12色のツメ
    上部だけに6色の色のついた透明フセンを使っているので、特に不便はない。だけど、もう少し目的のリフィルを手早く開けるようにするなら、リフィルを印刷する紙の色を考えた方がよいことに気がついた。文房具屋へ行けば、各種カラーのA4用紙が売っているから、こだわりがなければすぐに解決だ。実のところ、ひとつのリフィルだけすぐに開き書き込めるように用紙の色を変えており、もう少し色の種類を増やせばよい。
  6. 何度も読み返すメモ
    これは心が動いたけど、”何度も読み返す”ものならば超メモ術ノートに書いているから、特に問題はないと思う。

こうして考えてみると、「超整理手帳」からすぐに「ほぼ日手帳」に転向する理由が見当たらない。「4.予定とそれに関するメモ」と「6.何度も読み返すメモ」のふたつは心も動いたけど、工夫でなんとかなりそうだ。少し考えてみよう。

手帳というものは、自分の生活全般で現在のスタイルを反映するものであるから、やはり生活スタイルに見合った手帳を使えばよい。あたり前の結論だった……。