業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

文化面

ホームズ物語における「ワトソン」の立ち位置

いつごろだったか忘れたが、新聞の広告に〝ワトソンのセリフ〟の本があった。なるほどホームズ物語において、ワトソンはその語り手として重要な地位を担っているから、ホームズファンのひとりとしてはいつか読んでみたいと思っていた。 ところが「ミステリー…

葉隠に「TO-DOシート」が記載されていたとは・・・

葉隠。聞いたこともあるだろうが、この江戸時代当時の本を読むのは面倒だ。だったら、現代における解説もついた本を読めばいいわけで、ちょっと選んでみたのが三島由紀夫の「葉隠入門」だ。文庫本なので、面倒で読むのを途中でやめてもさほどいたくはない。 …

京大式カード活用のコツは「カードを『くる』」

「京大式カード」をネットで検索すると、途方もない数のサイトがヒットする。それならばと思い「知的生産の技術(梅棹忠夫著)」の京大式カードのページを読みなおしてみると、カードを作成する解説はページ数も多いのは当然だが、著者の本音は「カードをく…

外国帰りのマドロス、それが「三島由紀夫」

「昭和四十一年当時、そんな暑っ苦しいハデハデの水着を着る人など絶対いなかった。 ―(略)― 『あっ三島由紀夫だ!』と小さなどよめきが起こった。三島さんはまったく周囲を気にすることなく自信たっぷりの表情で歩いていた。ターザンになりきっていたのだ…

ピンホールメガネの成果(続編)

10月上旬のこのBlogで「ピンホールメガネ」のことを紹介した。ほぼ1カ月間に渡って実行してきたので、その成果を報告してみたい。この記事のベースとなった「ピンホールメガネと視力回復の考察」でも約1ヵ月後の報告をしているのだから、マネをしたってい…

視力を回復させたいからピンホールメガネ

昔から〝近視の回復にはピンホールメガネ〟などといわれていたし、視力回復方法としての解説書にも必ず掲載されていた。それはいいけど、このピンホールメガネ(名称もさまざま)に効果はあるのだろうか。いろいろな人が取り上げているけど、ある科学関係者…

またまた「京大式カード」に挑戦

ボクの本体サイトに「いま読むべき古典『知的生産の技術』」という記事を書いて考えた。特に、何度も「京大式カード」には挑戦してきたものの、何度もはねつけられたから……。この記事を書きながら思い立って、またもや京大式カードを買ってきたものの、机の…

目の導引術千日行/満行を達成

目の機能が衰え、近視や老眼が進んだりすると、何とかしなければいけないと思う。しかし効果的な手法がありそうで、やってみても大した効果が得られない。ならば、導引術ならどうかと取り組んで、このほど「目の導引術」を1000日間続ける千日行を達成した。 …

「余禄」書き写し千日行/小満行を達成

文章を書くのが上達するためには何をやったらいいのか? もちろん作文の書き方のような本を参考にして書くことも大切だが、まずはさまざまな書籍の文章の書き写しも重要だ。 ん10年も前の大学生時代、就職試験で出題される作文の上達の秘訣としていわれてい…

ハーブ・アルパートの「ライズ」は名曲だった

AMORCという団体のメルマガに、60代になろうという主催者の大学生時代の思い出話が掲載されていた。その「シャドウとひとつになる」という話の興味ある部分を引用してみよう。 こんな部分だ。 それはハーブ・アルパートの『ライズ』という曲でした。聴いたこ…

ワセリンは万能薬だった

ワセリンの万能効果の一つを知ったのは2018年暮れか2019年初頭だった。インフルエンザや花粉症対策として、ワセリンを綿棒で鼻の穴の中に塗るという方法だ。これだけで、それ以降のインフルエンザも花粉症も怖くはなくなり、もちろん家族にも教えた。 このと…

文具メーカーのノート術にみる「野帳」

このところコクヨの「野帳」について、しつこく調べている。普段の持ち歩きノート&メモ帳としてベストだと思うからだ。そうしたら、なんと文房具メーカーのコクヨからも「コクヨのシンプルノート術」という書籍が出ているではないか。 ただし「野帳」とはう…

「野帳」のスタイルを極める

コクヨの「野帳」を極めようと思うと、そのスタイルやどう使うかを考えなければならない。サイトをみるとたくさんありすぎるので、ここは「測量野帳スタイルブック」を入手して、適切な使い方を見てみた。 まずは、何に測量野帳を使うのか決めておこうという…

メモには「野帳」(方眼タイプ)を使うぞ!

いつも使っている手帳といえば「『超』整理手帳」だが、ちょっとしたメモや屋外でメモを書くとなるとちょっと不便。いろいろ考えた結果、屋外でのメモとなれば「『超』整理手帳」をさまざまに工夫して使うより、屋外専用の手帳の方がいいのではないかと考え…

「千日行実践学会」を設立

マンガ家・水木しげるは著書「ゲゲゲのゲーテ」で面白いことを述べていた。ちょっと引用してみよう。 80歳を過ぎてからは、「幸福観察学会」という会員が水木サン1名だけの会を作りました。この会は他人の幸福度を観察するわけだけど、世の中には幸福な人が…

ホームズの飲食物を調べてみた

たとえ有名な人物であったにしても、ふだん何を飲んでいるのか、何を食べているのかは気になるところだろう。スポーツ選手だって、オリンピックに出場する選手たちの飲食物などを知りたいに違いない。 だからボクがシューロック・ホームズの飲食物に興味を持…

簡単に「梅湯」を飲もう

この冬は寒い日が多い。そんなとき込み入った作業に追いまくられていれば、休憩時にはいつもと違った飲みものが欲しい。簡単な飲み物の筆頭はインスタントコーヒーであろうが、いつもとは少し毛色の変わったものを飲んでみたいのだ。 そこで選んだのが「梅湯…

3カ月単位の勉強計画シート

なにかの本を読んで、簡単でベストな展開方法を見つけたのなら、その方法を自分のスタイルに合うようにアレンジして展開しなければならない。「3ヵ月回転勉強法」(中野雅至著、すばる舎)を読んでみて、そのアイデアをシートとして作成し、自分の超メモ術ノ…

イチョウの葉の栞で「防虫効果」(?)

世の中にはときどき驚くようなニュースが流れるけど、「古本にイチョウの葉『大切にされていた証』」という記事には驚いた。つまり江戸時代あたりのころ、イチョウの葉を栞代わりに使うことで、このイチョウの葉の防虫効果が書籍保存に貢献しているというこ…

瞑想時間「3分間」はあっという間だった

なかなか本格的な瞑想にはいたらない。ヨガ式なのか座禅方式なのかは不明だが、過去にはこのブログにも書いていた自律訓練法、そしていまのところ各種方法で瞑想のマネごとにをやってみている。要するに、ヒントが得られたときにやってみているだけで、本格…

「焼きバナナ」を作ってみたが・・・・・・

ちょいとした手軽なおやつで、なおかつ誰でも知っていそうだが、食べたという話をあまり聞かないもの。それが「焼きバナナ」なのだった。焼きバナナのうわさは聞くものの食べたことがないので、一度は作ってみようと思ったのだ。 簡単なものがいいので、いろ…

ノートは書くことばかりではなく、読むことも重要だ

「寺田寅彦」を知っているだろうか。物理学者にして随筆家、俳人であり、夏目漱石とも交流のあった人で、詳しい人物概要はWikipediaに掲載されている。さてこの寺田寅彦の随筆は青空文庫にも掲載されていて、先日たまたま「どんぐり」を読んでいた。 その出…

ローマ字の新たな展開方法があった

いまでも小学校ではローマ字を教えているのだろうか。現在では英語が主力となりローマ字なんかは教えていないのだろうし、梅棹忠雄の「知的生産の技術」にも「英文タイプライターを使ってローマ字の文章を書いたら、読みにくいと怒られた」なんて話がある。1…

シャーロック・ホームズの傑作選

このところシャーロック・ホームズ物語を再読し、加えてホームズにまつわるさまざまな本も読んでみようと思った。どんなテーマがよいのか予測がつかないので、まずは図書館から「シャーロック・ホームズ秘密の一端」を借りて読んでみたのだった。 そうしたら…

シャーロック・ホームズの手帳、メモ、ノート、論文術

このごろふと思うようになったのは、メモ・ノート術としてシャーロック・ホームズもなにか独自の方法を用いていたのではないかと考えたことだ。ネットで調べてみると、ホームズのメモ、ノート術は非常に少ないらしい。それなら手帳、メモ、ノート、論文術ま…

「なでしこ」で自分専用のプログラムを作る

かなり前から日本語プログラミング言語「なでしこ」は知っていたけど、ちょっとした用途の自分専用プログラムを作るとなれば、これほど便利だとは思わなかった。 図書館で「18分集中法(菅野仁著、ちくま新書)」という本をチラチラ読んでいて、ここに出てい…

図書館で読んだ本の要約術

図書館から本を借りてきて読む。あれこと興味が広がり、自分とはあまり関係のないジャンルの本に興味がそそられれば、図書館に返してから本屋、古本屋へ飛び込み入手するか、もしくはネット注文する。こうなると、いわれなくとも再読、再々読するわけだけど…

インスタントコーヒーでもエスプレッソを飲みたい

毎日のようにコーヒーをことあるごとに飲んでいれば、たまにはエスプレッソコーヒーを飲んでみたいと思うのも当然のことだ。でもインスタントコーヒーで、エスプレッソコーヒーのようなスタイルのものは作れるのだろうか? ちょっと検索してみた。 単純に検…

「瞑想」や「座禅」での眠気防止

図書館でふと「18分集中法」という本が目にとまった。新書だったので気軽に読んでいたら「7分間プチ瞑想法」という項目があり、そこには手の組み方として、瞑想法というのに座禅でいう定印(禅定印)が紹介されていた。 この定印なら映像でみたことがある人…

押出しファイリング方式への転向

かなりむかしのことだが、「A4革命・スーパー書類の整理術(山根一真、情報山根組著)」にある角2封筒を使った整理術を読んで感激し、さっそく実行。記事を参考にしながら自分でラベルを作り、このラベルのタイトルを五十音にならべる。使いふるした封筒でも…