業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

復活 ブルワーカートレーニング

120週間にわたって取り組んできたブルワーカートレーニングだが、トレーニング表の1から42までをアイソトニックで2回も行っていた。こうなると、たとえブルワーカーとはいえつらくなるのは当然で、また関節部分にも痛みが出てきて、ついに2016年1月ごろに止めてしまった。

それから2年と少々を経過すると、関節の痛みはもちろん消え、また身体がうずうずしてくる。そして2019年4月から再度ブルワーカートレーニングを再開し、それから10週間ほどが経過した。特に「アスリートの科学」を読んだことで、最新のスポーツトレーニング理論を取り入れることにしたのが大きい。この本によれば「最大筋力の30%から50%の中間ゾーンをパワーゾーンという。そのゾーンで行うトレーニングをパワートレーニングという」と書いてある。

昔から改定もされていないブルワーカーのマニュアルには最大筋力の70%で行うと書いてあるが、この記述はたぶん1960~1970年代のものだろう。いまは30~50%の範囲内で行うトレーニングが、スポーツトレーニングの主流になっているようなのだ。ブルワーカーでムキムキのキン肉マンになれるわけがないし、自分がメインとしているのはランニングなので、このランニングに効果を発揮すればよい。

昔からのブルワーカーマニュアルに書いてある筋力の70%の力ではなく、50%程度の筋力を出せば効果を発揮できるわけだ。

国際インテリジェンス機密ファイル」というメルマガに「◆広岡達朗『巨人への遺言:プロ野球、生き残りの道』を読み解く」がある。ここには広岡氏の言葉として「私は筋トレが悪いといっているのではない。しかし投手は走って下半身を鍛えることが主で、足りないところをウェイトトレーニングで補うのがいい。筋トレはあくまで練習の脇役で、主役になってはいけない」と述べている。

ブルワーカーでのトレーニングは、あくまでもランニングのためのサブトレーニングなのだ。ブルワーカーのマニュアルも、現代の最新スポーツ理論を取り入れたマニュアルにして欲しい。