業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

脳梗塞での入院記録(16)/退院だが・・・

ようやく退院日を迎えたが、朝からもそもそと動いていた。理由は「9時にはベットを開けていること」という忙しい事態があったからなのだが、以外にも8時10~15分には完了した。荷物は多いように考えていたのだが、バックに収めてみると少ないものだった。

9時を過ぎると、栄養士ならびに薬剤師からクドクドと説明を受ける。栄養士からの解説は栄養に関する本を数冊読んでいれば誰でも理解できるあたり前の話ばかりで、退屈至極な話ばかり。得意満面になって話している理由が分からない。肝心なことは、実行するかしないかだけであって、自分に関しては知識はあっても実行してこなかっただけなのに……。

薬剤師の説明は、薬品の知識がないので、ただはいはいと受け入れるしかない。これはビタミン剤、これは朝のみ1錠を服用といった服用に関する話で簡単に終わるが、今後の体調に合わせた薬品の選択と相談すべき医師といった込み入った話が続く。ここが話の肝といえよう。

これらのセレモニーが終了すれば、会計で入院費用を支払っておしまい。10時30分ごろ病院の外に出ると、夏の日差しは和らいでいた。季節の移り変わりなどには鈍感でも、こうした変化に気づくとは、長い間入院していたものだなと感じる。

脳梗塞での入院記録はこれで終了するが、終わりのない病気には記録が必要だ。次回は半年後になるか、1年後になるか未定だけど、ともかく記録を載せていくつもりだ。