不良の更生は、カレー作り(?)
地元のFM番組だけど、夕方のワイド番組におけるゲストミュージシャンへのインタビューのときだった。このミュージシャンの母親は学校の先生だったらしいが、あるとき「不良学生でもカレーを作ることで更生する」という話を教師の講習で聞いてきたと言っていたそうだ。
これがきっかけとなり、このミュージシャンは自分でカレーを作ることにはまり、日本的な一般的カレーからスープカレー、東南アジアで見られるカレーまでをも作ってみたらしい。また実際に行って食べてもみたらしい。話は尽きないが、そのあと「音楽のことも聞いてくださいよ(笑)」と言っていたのは、ご愛敬というしかない。
グルメ気取りでカレーに関するうんちくを語るミュージシャンや芸能人は多いが、カレー作りそのものを語るケースは実に少ない。まさに初めて聞いたような気がする。
むかしWikipediaで海上自衛隊の金曜カレーをみて、休みとなる前日に食材の整理などをかねてカレーを作っているらしいという現在の事情を知った。そういうことかと思い、自分なら土曜カレーもしくは日曜カレー作ろうと思ったものだ。実際には半月ほどで挫折したけど……。
挫折した理由は、いつも同じようなカレーではつまらない。だからといって、海上自衛隊の金曜カレーもいまやレシピまで公開されているが、カレー粉を使って作り込んでいくのはちと面倒だ。
自分で作る毛色の変わったものとしては、このブログにも書いたことのある「中近東風カレー」ぐらいなものだ。むかしのブログにも中近東風カレーを書いており、手間がかからない割にこれはうまい。この中近東風カレーは検索すれば作り方がすぐ出てくるし、ほかの人もホームページやブログなどにたくさん書いているので、簡単に見つかるだろう。
ふだんはカツカレーやハンバーグカレー、インディアンカレー、エビカレーなど、カレーに加える具の追加もしくは各種キノコを加える程度だ。また野菜などは煮込むと形が崩れてくれるので、各種野菜も細かく切って入れるぐらいだ。
これではいけない。冒頭に書いたミュージシャンのように、1~2年間に1回ぐらいはブログでカレーのことを語れるように、自分で簡単に作れるカレーメニューを増やさねばならない。
方法としては、まず図書館からカレーのレシピが何種類かのっている本を借りてくる。つまり、簡単なようでも具をあらかじめ揚げておくなど、余計な調理が必要になると気力が萎える。簡単な方がいいので、選択肢がたくさん載っている方が役に立つ。
ふたつめは「Cookpadでカレーのページ」を参考にすること。この記事を書く時点では「推薦レシピ 1,699 品」とあるので、気に入ったものや簡単に作れるものを選べばよいわけだ。何年かは不自由しないだろうし、気に入ったカレーなら再び挑戦することもあるだろう。
なんでこんな内容の乏しいブログを書くのか? こういうことを書いておかないと挫折するから(笑)。冒頭に書いたミュージシャンの話のように、不良も更生できるのがカレー作りだからであるし、むかしボーイスカウトにいたときもキャンプといえば必ずカレーがあった。さらにチビッコたちの各種イベントに参加したことのある人なら分かるだろうが、人気ナンバーワンのメニューといえばまさにカレーだ。
カレー作りは、不良だって更生できる手段となるのだ。各種メニューを覚えておけば、ボクも人気者になれるのは間違いないだろう。