業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

図書館で読んだ本の要約術

図書館から本を借りてきて読む。あれこと興味が広がり、自分とはあまり関係のないジャンルの本に興味がそそられれば、図書館に返してから本屋、古本屋へ飛び込み入手するか、もしくはネット注文する。こうなると、いわれなくとも再読、再々読するわけだけど、別に読書家というわけではない。

本などは超メモ術ノートに内容をメモしておいているのだが、場合によっては何ページにもわたることがあり、自分でも書くのがイヤになるときがある。どうにかしたいなぁ~、と考えたときに見つけたのが「私の読書記録「本の要約」術」というサイトだ。

だれしも同じようなことを考えているものだと思う。少ない文章量なので、あっという間に読みおわるが、そのエッセンスは下記の10項目だ。その下に書いたのは、ボクのつまらぬ意見ということ(笑)。

  1. A4一枚にまとめる。書き残したい部分が多ければA4二枚にする。
    ・A5の超メモ術ノートに書いているので、見開き2ページがちょうどよい。多くとも全4ページにまとめればいいわけだ。
  2. 内容を全部入れない。メリハリをつけたい。
    ・本を読んだ目的があるわけで、そのメインとなる部分だけをメモするというのは、あちこちの本にも書いてある。そうなのだと改めて気づいた。
  3. 部分的に、具体的な二三の細かい話を紹介する。臨場感が伝わることを目指す。
    ・知らないことについては、抽象論より具体論の方が分かりやすい。
  4. 専門的な分からないところは、思い切って飛ばす。
    ・分野が違ってくれば、分からないことも多いのは当然だ。知識がだんだん増えてくれば、いつかは分かるようになるさ。学生の受験勉強じゃないのだから、のんびり行こう。
  5. はじめはどうしても冗長になるので、一度書いてからどんどん削ってゆく。
    ・やったことがある人は分かると思うけど、抜き書きすると、どうしても文章が長くなりがちだ。これが一番の課題かな。読み終えてから、まとめ方を考えるとしよう。
  6. 著者の狙いだけは、なんとか捉えることを心がける。
    ・なんだか読書論みたいだな。迷ってしまうものは、少し期間をおいてまた読めばいいさ。
  7. 要約そのものが、ひとつの読み物になるよう、何回も読み直して内容を構成する。
    ・「何回も読み直す」というのが重要だ。A5の超メモ術ノートの見開き(もしくは4ページ)でまとめられれば、よいのだろう。
  8. 文章は、できるだけやさしく、わかりやすい日本語で書く。
    ・理解できてくるにしたがって、分かりやすく書けるようになってくる。要するに、理解が深まれば当然ながら自分オリジナルのように書けるわけだ。
  9. どうしても要約しきれないときは、「はじめに」と「あとがき」を熟読する。
    ・なるほどと思う。だいたい「はじめに」には、内容で”これが重要”とか、”ひとことで言えば”なんてことが書いてある。また、「あとがき」には、”それを行ったらこういう効果があった”なんてまとめ的なことが1~2行で書いてある。これは自分でも実行しよう!
  10. 最後の行の「了」が来るまで、字数がぴたりと合うと気分が良い。
    ・これは、何とも言えない……。

とまぁ、このようにしていけば、うまく要約ができるわけだ

偉い人が本を書くなら、テーマとなる分野の本を30~100冊は読むらしいが、自分のレベルではとてもできない。また一つのテーマにおいては入門書にはじまり、解説や反対意見などもあるので「10冊読めばよい」という意見もあったが、ワンテーマでそんなにも読めてはいない。普通は、そんなもんよ。

まぁ自分用なら本屋で気に入ったものを買うが、それでも書棚にあるほかの本も「目次」にはチラリと目を通す。これからは「はじめに」と「あとがき」も読むことにしよう。これは図書館で本を借りる時も同じだな。

なお、ボクの理解の仕方なので、詳細に知りたい人は「私の読書記録「本の要約」術」を読んでみればいい。くどくど書かれていないのが実によろしい。