OSC仙台2012にLibreOfficeで出展
2012年7月14日、仙台駅周辺の東北電子専門学校を会場に「OSC仙台」が開催された。いつものようにOpenOffice.org仙台ユーザーズグループ、OpenOffice.org日本ユーザー会がブースを出展した。
やっていることと言えば、いままでと同じようにLibreOfficeの紹介と、Baseを利用した利用状況のアンケート調査。今回、特徴的だったことは、OpenOffice.orgは知っていてもLibreOfficeを知らないという人が多数いたことだろう。LibreOfficeに移行してからもう1年以上も経過しているのに、PR・活用という点ではまだまだなのかもしれない。個人的には、そちらの方が驚いたという感想だ。
幸いにして、となりのブースはLibreOffice日本語チーム。「LibreOffice移行ガイド」や「しっかり学べるOpenOffice.org&LibreOffice」などのマニュアルも紹介していたし、CDも配布していたので、人が集まっていたのはこちらの方か……。次のバージョンが入ったCDもいただいたけど、昔はこういうテスト版(?)のプログラムをインストールして痛い目にあったので、いまだ何もせずに置いてある。
最後はOpenOffice.org日本ユーザー会による講演「ワード、エクセルの代わりに誰でも無料で使えるオフィスソフトへの移行ガイド」が行われた。LibreOfficeの内容および移行状況がメインではあったものの、講演を聴きに来る人たちなので関心の高さもうかがえた。
今回の状況として考えたことは、やはりLibreOfficeを導入している自治体、企業などの利用動向に関心があるのではないだろうか。ブースでも会社ではMS-Officeを使っていても、家庭ではLibreOfficeだという人が多数であったし、そういう方々が関心があるのは周囲の動向。次回はいままでのように、利用動向に関する講演をやってみたいと思う。