業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

LibreOfficeでも「OOo時代の自作マクロ」は使える

LibreOfficeを使っている人は多く、ボクは以前のOpenOffice.org時代から使っている。使っていて思うことは、自分の仕事や作業において便利に使えることではないか。そして見つけていたのが、「OOo天使の翼/自作マクロ」というサイトだ。

このサイトに掲載されている各種のマクロの中でも「TonboYan」は、ImpressやDrawで図形を描く場合にとても重宝している。難点は、このサイトはスパムに書き換えられっぱなし・・・。このままではいけないと思い、またクローンWikiを使っているようなのでサイト作者の連絡先を探し出して「凍結」処理をお願いしようとした。

しかし、連絡先が見つからない。コメント欄を見つけたのでここへ書きこもうとしたら、動作せず使えない。打つ手がないので、ここは自分のサイトにコピーさせていただき、「Libreoffceでも使える各種自作マクロ」として公開させていただいた。

興味のある方は、「Libreoffceでも使える各種自作マクロ」から自由に使っていただいて構わない。

OpenOffice.org時代のマクロだから、OOoやLibOのマニュアル著者からは「LibreOfficeでは使えない」ともいわれたが、そこそこには使える。ただし、試してみるとApache OpenOfficeでは一部で思い通りに動いてくれないマクロもある。ちょっと不便だけど、そこはガマンするしかない。

もっとも自分でマクロを書き換えればいいのだが、どうもこの辺りは自分で無理。かなり昔に「OpenOffice マクロプログラミング」という本を買って勉強してみたのだが、まったく手に負えなかった。ボクには利用するしか手がない。

なぜか、このOpenOffice.org時代のマクロページだけがスパムに荒らされいていない。いわゆる「凍結」処理も行っていないのに、どうしてスパマーはいじくらないのだろう? 考えていると、夜も眠れなくなる。

iWR2000/小満行を達成

昨年(2018年)末から実施していたiWR2000の小満行(333日間)を、このほど達成した。スポーツ選手ならともかく、普通の人間がここまでよくできたものだと思う。

「iWR2000」とは、自分勝手につけた「インターバル・ウォーキング・ラン」の略称。運動不足を気にして始めたインターバル速歩だが、「最低1年間は実行しよう」どころか速歩パートがランニングとなり、ついには1000日間も続けることになる。

これがきっかけとなり、自分なりに「iWR」とする。1000日間は達成したので新たに目標を2000日間に設定、名称もカッコよく「iWR2000」と名乗ってみた(笑)。そして1000日間にプラスした最初の333日間(小満行)を達成したのだった。

これまでの展開は、このBlogの運動面に記載している。きっかけは運動不足だが、きっちり続けているとこうなってくるのだ。

最初の1000日間の動向は過去の記事を読んでいただくとして、ここでは1000日間にプラスした333日間の動向をみてみたい。

いまは「(3分間ウォーキング+3分間ランニング)×6回」を1日の展開とし、これれを最低でも「週4回実施」を基本としている。週に5回行うこともあるけど、休みも必要なのでこの7日間の中で調整している。

最初の1000日間までは半分の時間となる18分間に達するとうれしかった。ところが1333日間ともなると18分間は単なる通過点で、24分間に至らないと心が晴れない。さらに走る距離も伸びてくるどころか、3分間で走る距離もグンとアップしてきたのだ。これには自分でもビックリしている。

身体のステップアップ。運動している選手なら停滞期、ステップアップ期などが起こるし、またこれがいつ訪れるかなんてことも言えない。あるとき突然訪れるわけで、同じように下落してくる時期だってある。スポーツ選手なら下落時期は、そのスポーツからの引退時期となるのだろうが、自分のように趣味で展開しているなら頂点期も下落期も分かるわけがない。

まさに「念願は人格を決定す 継続は力なり(住岡夜晃)」だ。まさに「継続は、だれも裏切らない」なのだった。

自律訓練法の視覚イメージ

自律訓練法を行うにあたって、ボクの教科書ともいえるのが昔のカッパブックス自己催眠術(平井富雄著)」だ。かなり古い本だが、この新書には視覚イメージという図が掲載されている。

以前から自律訓練法をやっていて、この視覚イメージというものを活用したことがない。ちょっと前から再びやってみているのだが、この視覚イメージがあると自己催眠状態に到る期間が短くなることに気がついた。どうして、いままで活用してこなかったのだろう。

この本は絶版になっているようだが、最近の自律訓練法関連本の最後にある「参考文献」には、たいがい載っている。ならば使わない手はないということだ。6段階の展開のうち、視覚イメージを活用するのは3つのカテゴリー。著者はかなり前に亡くなっているようだし、本も絶版になっている。イメージ図だけなら参考図として掲載してもかまわないだろう。

「第1段階 ウデガオモイ」「第2段階 ウデガアタタカイ」には視覚イメージがない。これだけは身につけておかないと、次へ進んでいけない基本だからかもしれない。

いよいよ「第3段階 シンゾウガシズカニウッテイル」に入ると、この視覚イメージが紹介されている。何よりも力を発揮する。この図を自律訓練法を始める前に見てから、第3段階の訓練中に思い浮かべるのである。

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 こんな図ごときで……と思うかもしれないが、ともかく短期間で第3段階をマスターできる。それぞれに体調を始めとするさまざまな差があるだろうから、何日間で達成できるとはいえないが、たぶん半減できるのではないか。

「第4段階 コキュウガラクダ」には視覚イメージがない。しかし、座禅と類似点が大きいことから、その説明に座禅中の禅僧の写真がある。自分ではやっていないが、この座禅中の画像をサイトから拾ってきて、これを印刷して視覚イメージとしても良いのではないかと思う。

いま展開中なのが「第5段階 タイヨウシンケイソウガアタタカイ」。ここでは下記のような視覚イメージが準備されている。

 

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このイメージを思い浮かべて「タイヨウシンケイソウガアタタカイ」をくり返していたら、驚いたことに初回からおなかがポカポカしてきた。以前に第5段階を行っていたときの感覚が、あっさりと再体験できた。とはいうものの、翌日はダメだったので何日間か繰り返す必要はあるのかもしれない。これを書いている時点で、まだ1週間もたっていないので何とも言えないが……。

「第6段階 ヒタイガスズシイ」の視覚イメージは、このBlogでもかなり前に「求心図」として紹介している。この求心図を印刷して、ぜひイメージ展開に活用していただきたい。

これまで瞑想、座禅、自律訓練法などなどをやってきた人も多いだろう。このときの身体データをも掲載しているのがこの自律訓練法本であり、この本にはそれらとの共通点、効果があるといわれてきた「なんその法」など過去の健康法との共通点も述べられている。

これからは迷わないで進んでいこうではないか。なお、すべての自律訓練法の本を読んだわけではないが、他の本では面倒な説明になると「医師に相談してほしい」という記述ばかりだ。この本のように、自分で工夫する方法がないのは困ったものだと思う。

再び自律訓練法を再開

これまで何回も再開させては止めてをくり返してきた「自律訓練法」を、またもや再チャレンジしたのだ。これまで瞑想、座禅、自律訓練法などなどを行ってきたが、これからは迷わず自律訓練法に絞っていくのだ。

再チャレンジするにあたって考えたこと。ネット上にはいろいと瞑想、座禅、自立訓練法の比較が書かれているが、何がベストなのだろうと考えてみた。そうすると瞑想からヨガ、座禅から仏教などの背景思想を差し引くと自律訓練法に到達するのではないか。

ボクの持っている本は大むかしの「自己催眠術(平井富雄著)」だが、図書館でもさまざまな自律訓練法関連本を読んでみた。そうすると医学書らしく、その書籍のほとんどが心理学関連コーナーに置かれている。ということは、瞑想や座禅から背景にある関係思想を引くと、残るは自律訓練法になるではないか。とまぁ、自分なりにそう考えたわけだ。

全6段階のうち、いまは第4段階の「コキュウガラクダ」。実は再開するにあたって、もう迷わないと決めていた。そのため第1段階から、一つの段階に約1カ月間の時間をかけることにした。だから歩みはとてもゆっくり。姿勢も書かれているとおり腰かけ姿勢からあお向け姿勢までとしっかり守っている。

そして何より重要なことは、きちんとその日の実行記録を書くようにした。以前のBlogでも書いたが、この記録には測量野帳LEVEL BOOKを使っている(笑)。

重要なことは、いろいろ迷わないことだ。瞑想では千日行展開を実行中なので、これはBlogに「千日行学会を設立」などという展開記事を書いたが、いま820日を超えたところなので”千日行満行”まで続ける。その後は自律訓練法一歩に集中していこう。

文具メーカーのノート術にみる「野帳」

このところコクヨの「野帳」について、しつこく調べている。普段の持ち歩きノート&メモ帳としてベストだと思うからだ。そうしたら、なんと文房具メーカーのコクヨからも「コクヨのシンプルノート術」という書籍が出ているではないか。

ただし「野帳」とはうたっていないし、またネットで調べるとコクヨ社員の展開のようだ。これは買うまでもなく、図書館で借りればよいかと考え近所の図書館を調べたら蔵書にあったので、さっそく借りてみた。

内容は「野帳」に特化したものではなく、考えていたとおり文具メーカーのコクヨの各種ノートを、自社の社員がどのように使っているかだ。「野帳」を使う場合の参考ページもある。

最初にノートの選び方が書いてある。「図で考えをまとめたり、論理力を鍛えたいと思ったら『方眼ノート』」。そして「議事録やデータを正確にまとめたいから『横罫ノート』」「とことんクリエイティブを意識したいから『無地ノート』」といった方法だ。

野帳」に無地はないし、ボクは別に測量データを記録するわけでもない。方眼スタイルを選んで間違いなかったということだろう。

これは使えると思ったのは、「アイデア出しは、中心から書く」という項目だ。なるほど「ノートの中心から、自由自在に思考を広げていく」という方法は、メモ帳で自由な思考展開を図るという意味では目からウロコな方法だ。思考方法としての「KJ法」や「マンダラチャート」、「マインドマップ」などなどは、いずれも課題をノートなどの真ん中において思考を広げていくという方法だ。

こうした方法が「野帳(方眼タイプ)」で可能なのだ。もちろん野帳はサイズも小さいし限られた展開しかできないけど、「邪魔にならない、持ち歩き用の方眼メモ帳」と考えれば、とっかかりの役割としては十分ではないだろうか。

すぐにやってみる簡単な方法もある。それは「シャープペンシルで書いて、色鉛筆で着色するのが私流。理由は、いつでもやりなおせる(=消せる)から」というスタイルだ。なるほどと思い、ペンはストックしてあるシャープペンにすぐ変えた(笑)。メモなのだから日常で使うボールペンでもいいのだが、と思っているのだけど・・・。

いまひとつ良い方法が思いつかなかったのが、ノートの通し番号だ。ここには「ノートの背に通し番号、表紙に日付け&内容を入れる」と書いてあるが、自分の「アイデアマラソン」ノート、「超メモ術ノート」ではページ枚数が70枚という厚みのあるノートを使っているから、この背表紙に通し番号、表紙に使用期間の日付は当然記載している。「野帳」となると、使用期間は表紙に書くから良いとして、背表紙でのナンバリングはどうしようかなと考えていたのだ。

本棚に「野帳」を立てて納めるには、背表紙のナンバリングが見えた方が良い。超メモ術ノートはくり返し読むことが多いので、背表紙に赤ビニルテープを張り、ここに黒マジックでナンバリングをしている。ビニルテープの幅づつ下から順に貼り付けているので、見た目での順番間違いもない。

野帳」ではビニルテープの色を”白”に替えれば、細い黒マジックで書いていける。あとはガンガン使うだけだ!

「野帳」のスタイルを極める

コクヨの「野帳」を極めようと思うと、そのスタイルやどう使うかを考えなければならない。サイトをみるとたくさんありすぎるので、ここは「測量野帳スタイルブック」を入手して、適切な使い方を見てみた。

まずは、何に測量野帳を使うのか決めておこうというページがある。自分の場合、日々の各種スケジュールは「『超』整理手帳」を使っているし、アイデア書きは「アイデアマラソン」ノート、各種打合せやもろもろのメモは「超メモ術」ノートと決めている。

だけどフラフラ歩くときのメモとなると、「『超』整理手帳」はポケットに入れるにも大型すぎる。しかもカッチリした下地のスタイルではないので、メモを書くにはフニャフニャして書きにくい。

となると、この本の中に出ている活用方法としての「メモ帳・手帳系」となる。

なかでも目を引いたのは、「ブックダーツ」というもの。薄いステンレス製のクリップ状のブックマーカーだ。本の中央にあるのが、その「ブックマーカー」。

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大きな缶に入ったものもあるが、まずは試してみなければならない。実験として最少個数のもので試してみる。

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画像の見栄えはよろしくないが、”こいつはいいや”という感じで使える。

次に気に入ったのは、表紙タイトルを白マジックで記載しておくというもの。使う前に気になったのは、表紙のタイトルや日付順などで、これらはしっかりと目に入った方がいい。なるほど白のマジックかぁ~ということで、近所の文房具屋に飛び込んで買ってきた。しかし、これは水性・・・。

野帳を使用する目的から考えれば、もちろん油性の方がいいに決まっている。最初から何もかも100%の達成はできるわけがないので、しばらく使ってみてから油性の白マジックを購入しよう。

使い方で気になったのは、出張などの場合の行程時間割を書いておくという方法だ。さすがに出発から帰宅までの大まかなスケジュールは「『超』整理手帳」に記載しているが、細かな行動や寄り道のスケジュールまでは書いていない。こういうものは手帳に書くというよりは、手近な野帳の方がいいかもしれない。

面白い使い方としては、子供連れで外出した場合だ。子供が電車内でグズッたときには、この野帳にお絵かきをさせるという方法。自分の子供は大きくなったので、親戚の子供が泣きはじめたら野帳にお絵かきをさせてみよう。目からウロコの、実にGOODなアイデアだ!

自分自身で使えそうなアイデアは、この本の中にいくつかあった。しかし結論としては、ユーザーの言葉である「測量野帳のどこが好きなのか、どう使いたいのかを考えて、自分にあったカスタマイズに挑戦してみてください」。これに尽きるかもしれない。

メモには「野帳」(方眼タイプ)を使うぞ!

いつも使っている手帳といえば「『超』整理手帳」だが、ちょっとしたメモや屋外でメモを書くとなるとちょっと不便。いろいろ考えた結果、屋外でのメモとなれば「『超』整理手帳」をさまざまに工夫して使うより、屋外専用の手帳の方がいいのではないかと考えた。

そこで外出時など屋外でメモを使うことを考えて選んだのが、コクヨの「野帳」なのだった。過去にも何度か使ったことはあるけど、目的や使用方法などがハッキリしていなかったこともありいつの間にかやめていたわけだ。そこで、ちょっと調べてみると、野帳には測量目的用などのほかにも、方眼タイプまであることが分かった。

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 このコクヨの「野帳」は、スケッチや作図などに適した方眼タイプ「SKET CBOOK」も準備されている。なおかつ10冊セットもあることを初めて知った。もっと驚いたのは「野帳 アイデア」のキーワードでGoogle画像検索をすると、さまざまなアイデアの活用方法が満載で”驚いた”なんてもんじゃない。なかには付せんをも活用してみたりと、みんないろいろと活用方法を工夫しているではないか・・・。

実のところ「『超』整理手帳」のメモはあまり使わなくなった。机上で使う時はA5ノートを活用しているし、室内業務が多くなったのでメモリフィルを使うことが激減したのだ。たまにでも屋外でのメモを考えると、特殊なタイプでは便利だとしても入手に苦労する。そこで万が一を考え、屋外使用にはコンビニでも売っている表紙のビニルが下敷きにも活用できるA7メモ帳を使うことが多くなった。

さて、この方眼タイプの野帳を4冊ほど購入したのであるが、どのようなカスタマイズが必要かは3~4年ほど使い続けないと分からないだろう。「『超』整理手帳」のリフィルも最初の2~3年はサイトで紹介されているものを使っていたが、使い慣れてきてからは自分の業務や生活スタイルに合ったリフィルを考えたのだった。

野帳も同じ。何年か使えば同じようにカスタマイズしたアイデアがネットで見つかるだろうし、もっと踏み込んだ検索のワードも思い浮かぶことだろう。これらをマネして、さらに1~2年も経過すれば、自分に必要なスタイルのアイデアは自然と出てくるものだ。まずは使い続けてみよう。