「野帳」のスタイルを極める
コクヨの「野帳」を極めようと思うと、そのスタイルやどう使うかを考えなければならない。サイトをみるとたくさんありすぎるので、ここは「測量野帳スタイルブック」を入手して、適切な使い方を見てみた。
まずは、何に測量野帳を使うのか決めておこうというページがある。自分の場合、日々の各種スケジュールは「『超』整理手帳」を使っているし、アイデア書きは「アイデアマラソン」ノート、各種打合せやもろもろのメモは「超メモ術」ノートと決めている。
だけどフラフラ歩くときのメモとなると、「『超』整理手帳」はポケットに入れるにも大型すぎる。しかもカッチリした下地のスタイルではないので、メモを書くにはフニャフニャして書きにくい。
となると、この本の中に出ている活用方法としての「メモ帳・手帳系」となる。
なかでも目を引いたのは、「ブックダーツ」というもの。薄いステンレス製のクリップ状のブックマーカーだ。本の中央にあるのが、その「ブックマーカー」。
大きな缶に入ったものもあるが、まずは試してみなければならない。実験として最少個数のもので試してみる。
画像の見栄えはよろしくないが、”こいつはいいや”という感じで使える。
次に気に入ったのは、表紙タイトルを白マジックで記載しておくというもの。使う前に気になったのは、表紙のタイトルや日付順などで、これらはしっかりと目に入った方がいい。なるほど白のマジックかぁ~ということで、近所の文房具屋に飛び込んで買ってきた。しかし、これは水性・・・。
野帳を使用する目的から考えれば、もちろん油性の方がいいに決まっている。最初から何もかも100%の達成はできるわけがないので、しばらく使ってみてから油性の白マジックを購入しよう。
使い方で気になったのは、出張などの場合の行程時間割を書いておくという方法だ。さすがに出発から帰宅までの大まかなスケジュールは「『超』整理手帳」に記載しているが、細かな行動や寄り道のスケジュールまでは書いていない。こういうものは手帳に書くというよりは、手近な野帳の方がいいかもしれない。
面白い使い方としては、子供連れで外出した場合だ。子供が電車内でグズッたときには、この野帳にお絵かきをさせるという方法。自分の子供は大きくなったので、親戚の子供が泣きはじめたら野帳にお絵かきをさせてみよう。目からウロコの、実にGOODなアイデアだ!
自分自身で使えそうなアイデアは、この本の中にいくつかあった。しかし結論としては、ユーザーの言葉である「測量野帳のどこが好きなのか、どう使いたいのかを考えて、自分にあったカスタマイズに挑戦してみてください」。これに尽きるかもしれない。