業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

「千日行実践学会」を設立

マンガ家・水木しげるは著書「ゲゲゲのゲーテ」で面白いことを述べていた。ちょっと引用してみよう。

80歳を過ぎてからは、「幸福観察学会」という会員が水木サン1名だけの会を作りました。この会は他人の幸福度を観察するわけだけど、世の中には幸福な人が少ないと思うね。

ここでボクが引っかかったのは、「会員が水木サン1名だけの会を作りました」という部分なのだ。先日インターバルウォーキングを1000日間続ける千日行を達成したので、こちらも会員が自分1人だけの「千日行実践学会」を設立してみたい。

この会の方針はただひとつ、「一つのことを1000日間続けよう」というもの。ボクの場合はインターバルウォーキング(インターバル速歩)を実行し、これを1000日間続けて2018年12月末に達成したが、それもこの展開のひとつだった。実際には休みもあったが、スポーツにおいては休むこともトレーニングの内ということだから実行日にカウントしている。

この間には自分の超整理手帳にはさみ込む1000日間のチェックリフィル「千日行チェックシート」ものまで自作して記録したわけだ。

いま「千日行実践学会」で行っていることは、一般新聞の科学記事をファイルすることと、トップのコラム(ボクの場合は毎日新聞「余録」)の書き写し。一般新聞でも科学記事をスクラップしていくと、かなりの分量となる。これにはモデルがあり、メールマガジンまぐまぐ」の科学メルマガ「ちょっとサイエンス」だった。

もう終了したのだが、発行者は中学校の理科の先生のようで、後期の何年間かは読売新聞の科学記事がベースだった。ちょっとこの手法をマネしてみただけ・・・。科学記事は毎日ないようだが、じっくり読んでいると小さな記事が1~2個あったりする。同時に「余録」も原稿用紙に書き写しているが、こちらはLibreOfficeの原稿用紙テンプレートを使っている。

一応、新聞休刊日は1ヵ月に1回で1年間に12回あるようだ。だから千日行の実行段階ではこの休刊日日数分をプラスすることにした。まだ考えがまとまっていないのは、出張や旅行などがあって自宅を何日間か離れた場合にどうしようかということだ。

このほかにも視力が落ちてきた(老眼の気配も)ので、ヨガ的な目の運動をすること。10分間以内で完了するし、場所はどこでも良い。こちらは現在、中満行の520日を進行中で、こんな細々したものまも展開している。

とまぁ人それぞれに「長期間にわたってやりたいこと」はたくさんあるだろう。それが実行できないのは記録手段が少ないこと。ネットにも長期間にわたる記録用紙のテンプレートはあるけど、記入項目が多すぎるような気がする。

まずは「毎日やったかどうかの記録用紙」だけでもあるといい。会員1人の「千日行実践学会」であれば、なんでも1人で行動できる。たとえ失敗したにしても、誰からも怒られないし笑われもしない。