業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

ホームズの飲食物を調べてみた

たとえ有名な人物であったにしても、ふだん何を飲んでいるのか、何を食べているのかは気になるところだろう。スポーツ選手だって、オリンピックに出場する選手たちの飲食物などを知りたいに違いない。

だからボクがシューロック・ホームズの飲食物に興味を持ったところで、何の問題もない。そこで再び新潮文庫のホームズ全巻を再び読み直して、ホームズの飲食物だけをまとめてみたのが本体サイトの「シャーロック・ホームズの飲食物」だ。

食べ物に関しては、よく分からないというのが正直なところだ。詳細なメニューが出てくるシーンは、事件解決にともなうようなシーンが多いので、いわゆるご馳走の部類なのだろう。

ふだんの朝食ならトーストに卵。だだし卵焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵あるいは半熟なのか、あるいはベーコンエッグもしくはハムエッグなのか、その種別はよく分からない。また昼食や夜食は、事件であればレストラン、宿屋で食べることが多いようだが、なにもないときはどうだったのだろう。

飲みものに関しては、ホームズは圧倒的にコーヒーだ。イギリスは紅茶のイメージなので、文中に出てくる「お茶」というのは紅茶であると思う。この時代、日本茶やウーロン茶であるわけがない。

さてさて最も興味があるのは、やはり酒であろう。日本酒がないのは時代背景から考えれば当然だが、ウィスキーにビール、ワインとなんでもござれだが、ホームズはウィスキーソーダをよく飲んでいたようだ。部屋の中にソーダを作る装備があったようで、このころはソーダを自分で作れたのであろうか。

いまの日本なら、ウィスキーのソーダ割りはハイボールだが、これと何が違うのだ。ハイボールというのはウィスキーメーカーのネーミングなのかな。Wikipediaをみれば即決かもしれない。

一方ホームズ、ワトスン博士もだが、卒倒した相談者、興奮した依頼人に対して気付けなどの目的でブランデーを飲ませている。状況によって水割りなんてのもあったが、ホームズにならってボクもブランデーを常備しておこうではないか。でも生まれてから卒倒するほどの興奮はないな。酔いつぶれたことはあるけど(笑)。

まぁつらつらと書いてみたけど、図書館で参照した何冊かのホームズ解説本にあったような「ビクトリア朝時代の時代背景」というのはよく分からない。ホームズへの依頼者は当時の貴族階級の人たちだけではないから、ホームズ物語の出版担当者であったコナン・ドイルは細かいところで気をつかったのか。

ともかく、本体サイトで「ホームズの飲食物」見ていただきたい。