業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

野菜の摂取には「ちゃんこ鍋」が最適だが・・・

むかしからだが、子供たちはなかなか野菜を食べない。少しだけ盛り付ければ食べるものの、ちょっと分量を増やせば間違いなく残す。子供とどこかへ出かけてトンカツ屋へ入ったにしても、いつものボクのセリフは「キャベツを食べ終わらないうちは帰らないよ」というもので、これでは子供とておいしくも楽しくもないだろう(笑)。

かなり前から不思議に思っていたのだが、同じ野菜でも鍋料理にすると食べる。肉やタラ(魚)、そしてさまざまな野菜まで盛りだくさんであったにしても、文句を言わずに食べる。なるほど、相撲の世界と同じように鍋料理を中心にすればよい。

ちゃんこ鍋というより、冬の定番である鍋料理は、ネットで検索すればたくさん出てくるし、スーパーへ行けば鍋料理のスープが何種類も売っている。いまの季節は「ちゃんこ鍋」に限る。

まずはWikipediaちゃんこ鍋をみてみる。このページのリンクから高砂部屋のチャンコのレシピページへも行ける。またクックパッドの「ちゃんこ鍋」にも、それこそたくさんある。むかしプロレス雑誌で「プロレスちゃんこ」なる特集雑誌が出ていたが、なぜかAmazonで検索できない……。売り切れたのかな。

ついでに図書館のスポーツコーナーから相撲、プロレスの本棚へ行ってみれば、ちゃんこ鍋のつくり方の本はたくさんある。本が古くたっていいじゃないか。ちなみに料理のコーナーへ行ってみると、料理本の中に鍋料理があるだけだ(探し方が悪いのかな)。

冬の季節は各種鍋料理が野菜の摂取にとても良い。親も子供に「野菜も食べなさい」と騒がなくて済む。

ここからが本題だ。

冬は確かに各種のちゃんこ鍋を作れるし、大人から子供までどころか、年寄りがいたにしても問題はない。さらには、各種のなべ汁からポン酢までスーパーにいろいろそろっているから、考え次第でさまざまなバリエーションを楽しめる。

しかしながら、夏季の期間中にちゃんこ鍋を作るわけにもいくまい。相撲取りではないのだから、我々が夏の時期にちゃんこを食べるにはちょっと無理がある。いくら野菜の摂取が健康に良いからといっても、大人は対応できたところで、子供たちには通用するまい。ソバやうどん、ラーメン、辛いカレーなどを食べるのとは意味が違う。

こうなってくると、この記事に結論など出てこない。学校の給食だって、むかしから子供の野菜接種を盛り上げる方法を栄養士、調理師などが考えている。そして、これという結論を見たこともない。専門家でもこうなのだから、普通のものが案を出したところで成功の確率は非常に低い。