業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

岩岳入峰修行の同行者

ここ何年かは毎年の参加だが、2016年も宮城県愛敬院が実施する岩岳入峰修行に参加した。いままでのように自分だけが参加するのではなく、今回は高校生になった娘を連れて行ったのだ。

修験道の入峰修行といえば、なんといってもハイライトは覗きの行。山頂の岩の上から身を乗り出す修行だ。山頂に到達し参加の意思を娘に聞くと、やはり「怖いから嫌だ」という。しかし次々と岩の上から身を乗り出していくほかの修行者をみていて、「私もやる」と言い放った。

実は、ここからが大変だった。入峰修行それも覗きの行に女子高校生が参加するなど、いままでになかったことかもしれない。そんなもんだから、愛敬院関連の山伏からここ何年か参加している羽黒修験の行者まで、多数の山伏がサポートに集まる。自分としては何もやることがなくなり、ただ単に後ろから見ているだけ・・・・・・。

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山頂の行場は狭い場所でもあるし、サポートの山伏も多かったので、こんな写真しか撮影できなかった。この覗きの行というより入峰修行、そして入峰修行を終えてから愛敬院で最後に実施された柱源護摩は、子供の何かにつながったのだろうか。