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業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

「高橋メソッド」のプレゼン方法を取り入れる

文化面

何年も前、日本UNIXユーザ会主催のイベントへ参加したとき、Rails勉強会東北の人のプレゼンを見て驚いた。帰ってからそのプレゼン方法を調べた結果、やたらと大きな文字や基本的に文字だけのプレゼン手法は「高橋メソッド(通称:でかいプレゼン)」という方法を使ったものだということを知った。すごい、マネしようと思ったものの、当時は自分で使い道を思い浮かべられなかった。

あれから何年も過ぎたいまごろになって、「込み入ったプレゼンは不要だよなぁ」とか「面倒なプレゼンだと真剣に聴いている人は少ないし、寝ている人も多いよなぁ」などといろいろ考えるようになってきた。なにしろ背景のデザインも、テンプレートだと手を抜いたなと思われるので、背景画面作成だけでも時間を浪費する。

そして、タイミングよくクライアントの方のプレゼンの練習を見ていたら、1画面の内容を話すのに4~5分、ひとつの画面にアニメーションを満載といったプレゼン画面を見させられたのだ。話の内容はともかくとして、多くの人に見てもらうには難点が多数で、はっきり言うなら見ていてあきる……。

このとき、あの「高橋メソッド」があるではないかと思い出し、さっそく「でかいプレゼン 高橋メソッドの本」を注文した(いまは古本しかないようだ)。読んみて、なるほどなぁ~と思う箇所は多数だが、参考になったのは「最初は高橋メソッドで聴衆のハートをつかみ、だんだんと普通のプレゼン手法に進む」というスタイル。これなら途中からテンプレートの背景デザインを使ったにしても、大きな問題は発生するまい。テンプレートデザインになるのも途中からなので、テンプレートを使っているという記憶も薄くなるだろうと考えた。

前に見た高橋メソッドのプレゼンでは、本にも書いてあるが、実際に「寝ている人がいない」のはもちろん、「笑いさえ起こる」要素があってこれが大きい。だから、まともな会社での面倒なプレゼン(?)であれば、上司からふざけるな!と怒られるかもしれない。しかしながら、「つかみ」である最初のパート、「中だるみ」が起きてくる中間パートへ、高橋メソッドの方式を入れてみれば良いではないか。それぞれ数画面前後であるなら、怒られることもあるまい。

さらにライトニングトークのように、わずか5分ほどの持ち時間でのプレゼン(というよりネタ紹介?)ともなると、大多数の人は内容が多過ぎるので途中をすっ飛ばしたりしている。このような場合、高橋メソッドのように「1枚5秒が目安、1分では12ページ、5分なら60ページ」などとすれば、必要なページ数と話している時間の計算ができる。詳しい内容の書類は「終了後に資料を差し上げます」と最後に話せば、よろしいではないか。

高橋メソッドは、5分で言いたいことを言い切ることを目的としているため、洗練からは程遠いものとなっています」とはいっても、寝ている人がいなくなり、聴衆の注目を集めさせるには、この方法だ。

作戦概要は固まった。そして、このようにBLOGに決意も書いた。「たまたまプレゼンをすることになった一般の人のためのメソッド」ではないけど、その通りにいまはプレゼンの機会がないぞ……。