業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

2015年の岩岳修行へ行く

いつものように2015年も、宮城県愛敬院が行っている「岩岳 入峰修行」へ参加してきた。毎年1回の開催であり、今回で7回目。長いこと続けているから、顔見知りの参加者も多くなってきたので、出立の前は情報交換(?)などをしながら集合時間を待つ。

昨年は自分が起こした登山靴のトラブルもあったので、今回は山伏の方々と同じクッション入り地下足袋を履いての参加だ。でも靴紐で締める登山靴と違い、地下足袋だと足に密着する感触がないので、またもや山伏の方々にいい方法を教えてもらった。

地下足袋には、これ専用の二股に分かれたソックスがあるものの、これが薄い。山伏の話によれば「二股ソックスを2枚履きすればよい」とのこと。こうすることで、地下足袋が足に密着して歩きやすくなるらしい。

道場へ入るときなどに他の山伏の方々を観察してみたら、だれも2枚履きなどをしていないではないか。山伏らは、厚手の二股のソックスを着用していたのだ。こういうソックスが売っているなどということをはじめて知ったが、たぶん作業用品を扱っている店へ行けば扱っているのだろう。

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 岩岳へ登れば、岩先端から上半身を乗り出す、いつもの覗きの行。これは時間がかかるので新参者優先となり、もし時間的に余裕があれば経験者でも1~2名は行うことができる。しばらくやっていないので、来年あたりは再実行したい。

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他の方々が覗きの行をやっている間は、少し後ろへ下がる。ここには上記の写真のように小さな社がある。観光地のようにたくさんの参拝者がいれば立派な社なのだろうが、覗きの行を行えるような場所にあるので参拝者などは数える程度だろう。

来年は子供が参加したいなどと言っていたので、山伏の方にはお願いをしておいただった。