業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

LibreOffice Writerのアウトラインプロセッサ

Wikipediaよれば、アウトラインプロセッサはアイデアプロセッサともいわれるらしい。でも、LibreOfficeの関連サイトや解説本を読むとある程度概略がまとまってからの解説は詳しいが、初期段階つまりもやもやと考えがまとまらない時点で構成をまとめるような解説はほとんどない。

LibreOfficeはMS-Office、Wordに搭載されているアウトラインプロセッサのような使い方はできないのだろうか。というわけでLibreOfficeのWriterでWordと同じようなアウトラインプロセッサ的(アイデアプロセッサ)使い方に挑戦してみた。

結論を言ってしまえば可能。詳細は本体サイトの「Writerとアウトラインプロセッサ」にまとめてみた。要するに「箇条書きと番号付け」を使えということだが、考えのまとまらない時点ではアウトラインの章立てを使うより、単純に箇条書きを選択した方がよいのではないかということ。

だいたいの構成がまとまった段階で、「箇条書きと番号付け」のアウトラインで章立てのアウトラインを選べばいい。それ以降に原稿を書いていれば、何かしらの節や項の入れ替え、新たな章の作成といったこともあるだろう。

そうした場合はマニュアル本「実務で使えるLibreOffice」に書かれているとおり、LibreOfficeの「ナビゲーション」や「ナビゲータ」といった機能を使えばいい。遠回りするようだが、論文やエッセイなど他人に見せるような文章を書く場合には必要な手順であると思う。

役に立つかどうかは分からないけれど、せっかくLibreOfficeに搭載されている機能だ。試してみてもいいのではないかな。なおプレゼンテーションソフトであるImpressには、最初から目立つ部分に「アウトライン」が表示されている。

Writerとアウトラインプロセッサ