業務日誌#35

「しのご」が日々の業務で気が付いたことを、脈絡なく気ままに書き連ねています。

インスタントコーヒーでもエスプレッソを飲みたい

毎日のようにコーヒーをことあるごとに飲んでいれば、たまにはエスプレッソコーヒーを飲んでみたいと思うのも当然のことだ。でもインスタントコーヒーで、エスプレッソコーヒーのようなスタイルのものは作れるのだろうか? ちょっと検索してみた。

単純に検索してみただけでも、ヒット数は多数にのぼる。休憩タイムにインスタントコーヒーでさっと作って味わうだけだから、簡単なものでかまわない。cookpadにあった「1」と「2」のふたつ、「楽天レシピ」、「なんちゃってエスプレッソ」などを参考に、インスタントコーヒーでつくる自分専用のエスプレッソコーヒーのレシピ(?)を作ってみることにした。

簡単エスプレッソコーヒーのつくり方

  1. カップにインスタントコーヒーと砂糖を入れる
    ・コーヒー粉は、いつもの2~2.5倍ほど。
  2. 少量のお湯をポタポタと入れて、しっかりとかき回す。
    ・このときのお湯の温度は、高めでもいいらしい。自分の環境では、お湯が入ったポットしかないので深く考えない。
    ・沸騰したチョコレートのようにトロッとなるまで。などと書いてあるが、シャカシャカとかき回しほんのり泡立ってくる程度でいいようだ。
  3. コーヒーに空気が入り、泡立って薄いいろあいになってきたら、いつもの2分の一のお湯を注ぐ。
    ・お湯は60℃、80~85℃などといろいろ書いてあるが、基本的にお湯はポットに入っているものしかない。だから深く考えない。

これでできあがり。

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本格的なエスプレッソコーヒーなら、いろいろ手の込んだつくり方もあるだろう。ここまでしてまでもエスプレッソを飲みたくなったのは、たまたま樋口健夫の「笑うアイデア、動かす発想」:「雨にも負けず、眠気にも負けず――「マイカフェ」で1週間に500アイデアを発想する」を読んだから。近所のドトールコーヒーで店員に顔を覚えられ、「いつもの」という注文だけでエスプレッソが出てくるというのが、なんともいいではないか。

自分の家、仕事場の近くにも喫茶店はあるけど、一人で行くということは最近ほとんどない。そうであるならば、自分でエスプレッソをつくればよいのだ。というより、名前の知られた人(この場合は樋口健夫氏)のマネをすぐやってみる自分に問題があるのかもしれんなぁ。

「瞑想」や「座禅」での眠気防止

図書館でふと「18分集中法」という本が目にとまった。新書だったので気軽に読んでいたら「7分間プチ瞑想法」という項目があり、そこには手の組み方として、瞑想法というのに座禅でいう定印(禅定印)が紹介されていた。

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この定印なら映像でみたことがある人も多いだろう。座禅などでみる手の組み方である。瞑想と座禅では、手の組み方において具体的には何がどう違うのだろうか。ここでは「意識が眠りに入ると、印を結んでいる親指どうしが離れるので、自分で気づきやすいものです」と書かれていたけど、それだけか。

ちょっと気になったので、いくつか禅の本も読んでみた。なるほどと思うのは、「(眠気があるときには)手の親指が開いて、下に落ちて崩れて、口元が緩んでめくれてくる」と説明されていたこと。禅の本だから、ほかにも座禅におけるいろいろな仏教的意味合いが語られているけど、手の組み方の本質は眠気防止なのだった。

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それではヨガの瞑想では、手の組み方に思想以外に何らか身体的な意味があるのだろうか。ヨガ関連の本は図書館にもたくさんあるので、自分が持っている「完全図解 冥想HOW TO」を参考にした。ここでは手の組み方として円印「チン・ムドラ」が解説されている。

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そしてここではきちんと「意識を醒ます円印」というタイトルがあるのだ。「指先が丸まると眠くなる。親指と人差し指をつけて円をつくり、残りの三指をまっすぐ伸ばす(円印、チン・ムドラ)。手の甲をヒザに置く」。円印の実質的な意味は、やはり眠気防止にあったのだ。

こうしてヨガの瞑想、座禅の本をいろいろ調べてみると、手の組み方において宗教的意義を除けば「眠気防止」という意味合いが大きい。大きいどころか、眠気防止のことがはっきりと書かれているから間違いはないだろう。瞑想も座禅も手の組み方の意味においては、実質的に眠気防止がメインだ。

瞑想や座禅に関してはシロウトだからあまり詳しくはない。でも、いままでに読んだものとちょっと異なったことが書かれていたりすると、とたんに迷ってしまう。図書館などの本がメインであっても、この程度までは調べることができるのだった。

迷惑テレホンセールス:買い取り ゲット

GWで世間が騒がしくなるなか、迷惑テレホンセールスもうるさくて仕方がない。今回は「買い取り ゲット」というらしい。

 

女性)買い取り ゲットと申しますが、不要となった品物~(しばらくセールストーク)

自分)もう1回、社名は?

女性)買い取り ゲットと言って、不要となった品物~(またもやセールストーク)

自分)ふ~ん、で住所は?

女性)(仙台市青葉区の立町ですけど、営業所があって店舗はありません

自分)ふ~ん、立町のどこよ?

女性)立町23ですけど

自分)青葉区立町23だけで郵便物は届くのかい?

女性)営業所がありますから

自分)あっ、そう。あなたの名前は?

女性)オオシマですけど

自分)下の名前は?

女性)言いたくないもん、(※ガチャ、プ~プ~)

 

まぁ迷惑テレホンセールスの連中などこんなもんだ。それにしても仙台市青葉区立町23とかいう住所は、以前にも何回か迷惑テレホンセールス会社の住所を聞くと、ここが使われていたような気がする。こんなことで過去の迷惑テレホンセールス記事まで調べるのも面倒だ。

それにしても、迷惑テレホンセールスも引き際が早くなったな。

アイデアマラソン7000達成!

やっと到達したというべきか。アイデアマラソンをスタートさせて、ようやく7000個のアイデア数を達成した。6001個目のスタートが2016年3月30日、そして7000個到達日が2017年4月19日だから、まぁ1000個のアイデアをひねり出すのに1年ちょっとの期間がかかったわけだ。

いままで1000個のアイデアを考えたたびに、エポックメーキングとなったであろう1~2個のアイデアの成果を書いてきた。ところが6001~7000個までで展開したものに、そのようなものがない。アイデアのほとんどではないが、ノートや手帳など個人の使用物の新展開法などの案が多かったような気がする。

要するに、自分の範囲内にあるものの新活用が中心だった。例えば、ページ数の少ないうすいノートを合本し、ページ数が100ページ以上のノートを簡単に作成する方法などだ。でもあまりにページ数が多くなると、今度はそのページ数の厚さがジャマで書きにくくなるから、何回かチャレンジしてあきらめた。組み立てに失敗したノートばかりが残る……。

そんなわけで、これというものはない。「超」整理手帳の自分なりの使い方や新たなリフィル展開に関するものはあるけど、いずれも個人的なものばかりだ。それでも毎日、最低ひとつ、平均で3個、調子のいい時は思いつくだけ(5~6個)いろいろ考えていた。

イデア数もここまでくると、わざわざBlogなどに書かなくてもよいのではないかと思う。確かに初期は1000個あるいは2000個の達成、それ以上はやり続ける持続力維持などには役立ったろうが、7000個を達成したのだからもはやこれまで。次は10000個になったら、再び書いてみよう。

押出しファイリング方式への転向

かなりむかしのことだが、「A4革命・スーパー書類の整理術(山根一真、情報山根組著)」にある角2封筒を使った整理術を読んで感激し、さっそく実行。記事を参考にしながら自分でラベルを作り、このラベルのタイトルを五十音にならべる。使いふるした封筒でも再利用できるので、この一連のスタイルは自分で行う書類整理術としてホームページにも紹介記事を書いた。

とても便利な方法だった。複数のスタッフ、クライアントがひとつの会社でも異なった複数の部署の業務を展開するとなれば、この方式はとても便利で、別部署であっても関連する共通テーマがあれば、その資料を参照できる。だから警察でも使われているということも本に書いてあり、便利に使える方式はどこでも活用できるものだなと思った。

ところが、自分ひとりで業務を行うようになってくると、この五十音方式は面倒になってくる。またむかしは、資料などすべては紙が中心だったけど、いまやデータ、PCが中心。だんだんひとりで業務を展開するようになってくると、少し面倒になってきた。

そこで野口悠紀雄氏が「『超』整理術」などなど各種の著書で紹介している書類の整理方法「押出しファイリング方式」へと変更した。自分のホームページの紹介記事にも書いてあるが、複数の人数なら資料の共有化を図るためにも五十音順が便利だけど、個人的にさまざまなことを展開していくとなると押出しファイリング方式が便利だと思う。どちらが優れているというより、自分の業務スタイルに沿った方式がいいのだろ。

押出しファイリング式は、単純にいまの業務で使用する資料などが入った封筒を封筒ストックの一番前に置くというもの。並べ方が個人業務向けだし、「A4革命・スーパー書類の整理術」を参考にして作った前記のラベルも改めて作りなおす必要もない。並べ方を変えただけなので、何のストレスないのがうれしい。

自分の業務スタイルを変えるということは、過重な負担がかかる。でも封筒の並べ方を変えただけなので、いままでの業務スタイルを大幅に変える必要もない。自分の業務スタイルが年齢に応じて変わってきたら、そのスタイルに見合ったものをその都度考え選択すればいいわけだ。

自分の業務、生活の中でも「温故知新」「不易流行」を忘れないようにしよう。

「超」整理手帳、ボクの展開

『超』整理手帳や他の手帳展開でも何でもなく、単に他のキーワードであることを検索していた。その検索結果一覧のなかに、なんと「ほぼ日手帳が使えない」などというタイトルを見つけた。過去に「『超』整理手帳に書くことがない(?)、その解決法」という記事をBlogに書いたけど、手帳の評判だけで買ってはみたものの、使いこなせない人はいるものだなと思った。

「人気だけで買うから、そうなるのだ」と言ってみたところで、何の解決にもならない。だからと言って、使いこなしている人の手帳を参考にしたところで、これも即座に使いこなせるようにはならない。自分だったらというヒントが、ちょっと見つかる程度だろう。

使っている人のひとつ、ふたつをマネして使っていれば、自分のスタイルがだんだん出来上がってくるのではないかとも思う。特に事務職、技術職、芸術家、学生などなど己の立場が異なってくれば、それぞれに応じた使い方があるのは当たり前。だから一概に「こう使え!」なんてことは言えないと思う。

というわけで、『超』整理手帳をこれから使おうとしている人の参考に、自分の使い方を紹介する。前記にしたとおり、職種によっても使い方は人それぞれなので、ヒントだけでも得られれば良いのだと思う。なお自分なりのスタイルができるまで、2年以上の時間はかかっているし、その後も新たなアイデアを見つけては少しづつ取り入れて試している。まさに現在進行中……。

なお、何年か前にセットで買ったときについてきたビニールカバー、毎年買っているスケジュールシート(ベーシック版)、自作の各種リフィルがベースになっている。

 

スケジュールシート

この部分は1Pに1週間のスケジュール欄があり、1日は3段に色分けされている。そこで上段は午前、中段は午後のスケジュールを記載しており、自分の職業からいって午後といっても2カ所の要件が入れば、それでいっぱいいっぱい。

下段は、なんと日々の1行日記を書く欄にしている。日記がツマラナイ内容であっても、これだと長続きする(笑)。過去に「「超」整理手帳に書くことがない(?)、その解決法」という記事を書いたが、これを書くにあたって参考にしたサイトを読んでいるうちに、日記は自分でも書いてみるべきだ!と考えた。

また下段には、この日に支払うものなども、「※」印を付けて書いている。

スケジュールは2週間の見開きとなるが、1週間分の上側にはメモのスペースがある。左側は各種の名言をひとつ書き、右側はその週内であれば実行あるいは終了してよい各種計画タイトルや買い物(例えば文房具、プリンターインクなど)、その週内でよい各種支払いなどなど、雑多に備忘録的に書いている。

カバーの左右ポケット

たびたび手帳セットで購入していたので、ベーシックなビニールがバーがいくつかあり、これをメインとして使っている。いまは知らないが一時期、左がわのカバーには簡易チャック式のポケットが付いていた。

このポケットに救急絆創膏を4~5枚、小分けにした付せん、図書館の図書カードなどを入れている。

左側のカバーポケットには、メインとなるスケジュールシートのほか、スケジュールシートについてくる年間カレンダー、また各種の自作リフィルのうちTO-DOシート、千日行シートだけを挟んでいる。

右側カバーポケットには、さまざまな目的別にリフィルを作っているので、メモリフィルをはじめ、いろいろな目的別リフィルを必要な目的に応じて使い分けている(失敗リフィルもあるけど……)。また使用頻度の高いものは特厚ペーバー(157.0g/㎡)で色違いの紙を表紙として付けて、すぐに目的のリフィルを開けるようにしている。

なお、左右のボケットには手帳がフニャフニャとしないように、「超整理手帳セット」には台座となるA4の1/4サイズの定規が付いていた。これも何枚かあるので、左右にそれぞれ1枚を台座兼定規として入れている。

カンガルーホルダー

何回か手帳セットで購入していたので、カンガルーホルダーも何枚かある。これを手帳ホルダーの左右ポケットに、ひとつづつ挟み込んでいる。左側のカンガルーホルダーには会社用と個人用の名刺(非常用なので2~3枚)、各種備忘録(簡単なものなので白紙の名刺をカードとして使っている)を入れている。

右側のカンガルーホルダーには、印刷機インク番号など忘れて困るメモが同じく白紙の名刺カードに記載して挟んである。

ペンの色

手帳のカバーにはペンホルダーがあったけど、ジャマなので切り取っている。代わりにクロ、アカ、アオの単色ボールペンを使い、また持ち歩いている。

メインとなるスケジュールシートやリフィルの主要な書き込みはクロ、アオは1行日記の書き込みだけ、アカはTO-DOチェックやアンダーラインなどクロを目立たせるために用いている。

以前は2色や3色のボールペンを使っていたのだが、常にアカだけが残るので、単色ボールペンオンリーにした。

他のノートに転換したもの

いつごろからかとなると答えるのはむずかしいけど、メモあるいはノートなどのメインは「超メモ術」になり、手帳のメモはほとんど買うべき本のタイトル・著者・出版社など本来のメモ程度になった。またアイデアなどの思いつきや発見などは「アイデアマラソン」のノートに書くようになった。

過去はなんでもかんでも「『超』整理手帳」に書くというスタイルだったが、それぞれの目的に応じた書きやすさ、整理のしやすさを考えると、いまはこのスタイルだ。それぞれ自分の置かれた職業や立場は違うのだから、自分でベストの使い方を発見、改良すればよいのではないかと思う。

 

初めて『超』整理手帳を使ったのは1999年。スケジュールシートやメモなどはすべてファイリングしてある。いまみるとスケジュール欄などはスカスカした状態で、実にあっさりしている。でも、そのときから仕事の進行状況表などをリフィルとして作って書いているので、いろいろ考えていたのだろう。これはさまざまな改良を加え、いまは自作リフィルの「プロジェクトスケジュール管理表」となっている。

ガンバっていたんだなぁ~。手帳も自分の歴史なんだから、ストックしておこう!

どうでもいいことだけど、むかし『超』整理手帳にさまざまなものを挟み込んで分厚くなったものをブタさん手帳と言っていたと記憶している。自分の手帳も2.5~3cmほど厚さがあるけど、それはブタさん手帳なのだろうか(?)。

インターバルウォーキングの実践/1年間の実行を達成!

インターバルウォーキング(IW)を開始して、1年間の継続実行を達成した。実はこの概要とIWの動向は、「インターバルウォーキングの実践/小満行の達成!」に詳しく書いた。再び似たようなことを記載した理由は、最初は「1年間」という年間カテゴリーの中で始めたのだから、ひとつのけじめをつけたかった。

いまは新たな自分流の千日行スタイルで実行中であり、その区切りとしての中満行の333日間を展開中である。

わざわざ同じようなことを書いたのは、ひとつの計画を立てる場合、1年間の実行といった年間でとらえる方法と、仏教修験道で千日回峰行があるように1000日間でとらえる方法だ。これを大計画とするなら、細かく実行計画に分割すると、月数単位あるいは週単位に区分けされる。

千日行も同じで、1000日間の大計画なら心理的にも実行展開がやりやすい区分けになっている。具体的には333日間の小満行・中満行・大満行、1日だけの満行、合計1000日間というようにだ。1000日間という単位は、途中で挫折するケースが非常に多いので、誰かが分割方法を考案したのだろう。

それが空海最澄なのか、それとも後代の僧侶なのかは知らない。でも現代であっても、ひとつの長期計画をやり遂げる方法として十分に通用する。考え方次第といえる。

少しPRのようになるけど、長期の実行計画をたてるなら自分が作った「千日行リフィル」を使ってみてはどうだろう(笑)。